透水性コンクリート「ドライテック」を選ぶメリットについて解説!

公開日:2022/04/15

外構リフォームを考える際に、現在注目されている「ドライテック」導入を検討している方も多いのではないでしょうか。透水性のコンクリートなので水勾配を考える必要がなく、作業も簡単で短時間で終わるといった魅力があります。今回はそんなドライテックについて、選ぶメリットを解説します。ドライテックに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもドライテックとは?

ドライテックは透水性コンクリートともいわれる、雨水などを透水することができる高性能な土間コンクリートです。土間の内部には複数の隙間があり、ポーラス構造によって地中へ水を流すことができ、今後の環境変化などによるゲリラ豪雨などの災害にも備えることができるとされています。

雨水を地中で循環させるため、より自然な状態に近いことから環境保全などの視点からも注目を集めています。以前まで公共施設や道路に取り入れられていたドライテックは、現在一般の住宅の駐車場などにも施工されるようになりました。そのため外構リフォームや新築の家でもドライテックの要望が多くあるようです。

ドライテックを選ぶメリット

実際にドライテックを選ぶことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

水勾配がいらない

ドライテックは雨水を透水させるため、水を流すための勾配が必要ありません。水勾配をつくるには地面の片方を高くしなければならないため、大変な作業になることがあります。水勾配をつけると水を流すために排水設備も必要となってきます。

ドライテックは傾斜をつけなくてもいいので、子どもやお年寄りが歩く際も安心で、狭い範囲でも施工可能です。また、水たまりにもなりにくいため、雨の日でも駐車場やエントランスのコンディションを気にせず歩ける点も魅力です。

作業が短時間ですむ

ドライテック施工は短時間で終わるのが特徴的です。施工範囲にもよりますが、メッシュ配筋の設置も不要であることから、完成まで約30分で終わることもあり、すぐに使えるというメリットがあります。透水性舗装材によってつくられるドライテックは特別な施工や製造方法が不要なため、短時間かつ容易に完成させることができます。

温度が上昇しにくい

ドライテックは遮熱性のある素材でできており、表面温度が上昇しにくくなっています。直射日光が当たった際などアスファルトなどに比べるとかなり低く、暑い夏でも安心して使用することができます。

草むしりやカビ取りなどに悩まされない

ドライテックは地上に水分を残さないため、カビやコケなどが生えにくいといわれています。植物も育たないため、草むしりなどの処理も必要がなく快適に使うことができます。

耐久性にすぐれている

長期間、強度があるドライテックはひび割れなどの心配がありません。ドライテックはコンクリートなので変形することなく、駐車場などでは車などの重さにも耐えられる強度を維持します。直射日光などで劣化することもなく、透水性が失われることもないと考えていいでしょう。

ドライテックを選ぶデメリット

一方で、ドライテックを選ぶことによるデメリットも存在します。詳しく紹介するので、メリット・デメリット双方を把握したうえで検討することをおすすめします。

目詰まりを起こすことがある

ドライテックは隙間があることによって水を地中へと流しますが、この隙間に石やほこりなどの異物が入ってしまうことがあります。異物が入ってしまうと、透水性の機能が失われてしまうため定期的に取り除く必要があります。これらはケルヒャーなどの高圧洗浄機などで排出することができます。

費用が高くつくことがある

ドライテックを施工する際、土間コンクリートに比べると材料費が高くなってしまうケースがあります。施工は簡単なので施工費用は安く済みますが、材料費と合わせたときに合計でいくらになるのか、しっかりと複数の施工業者から見積もりをとって検討しましょう。

施工業者が少ない

近年人気があるドライテックですが、まだまだ施工できる業者が少ないのが現状です。ドライテックを取り入れたいと思っても、近くの業者で対応できない場合があり、遠方から出張する必要があるなど費用が高くついてしまう可能性もあります。

見た目が味気ない

ドライテックの見た目は味気なく、おしゃれな雰囲気はあまり感じられないかもしれません。しかし、ドライテックは色付けすることも可能です。「庭の色と調和させたい」「目印になるような色付けをしたい」という希望があれば着色することができます。

平らに仕上げるのは難しい

ドライテックは、砂利のような小さな石を敷き詰めていくので、表面はでこぼこしています。まっすぐ平らな仕上がりにはならないので、きれいなコンクリートと比べると見劣ってしまうかもしれません。子どもが転んだりしてしまうと危険なので注意も必要です。

 

今回は、いま注目されているドライテックについてご紹介しました。透水性コンクリートなので水はけが良く、耐久性にもすぐれています。環境にも配慮され、今後もさらに需要が増えていくでしょう。外構リフォームで考えている方は、メリット・デメリットを踏まえたうえでドライテックを検討してみてはいかがでしょうか。

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