マンションをリフォームするには許可が必要?どこに申請すればいい?

公開日:2022/08/15

マンションをリフォームするには許可が必要?

マンションの自室をリフォームしたいと思ってはいても「誰に許可を取ればいいのか」「どの範囲までならリフォームできるのか」といったことがわからず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。本記事では、マンションのリフォームの際どこに許可を得ればよいか、またリフォーム可能な範囲などについてお伝えします。

工事できる場所と工事できない場所がある

分譲マンションには「専有部分」と「共有部分」と呼ばれる場所があります。基本的には、それに対応して工事やリフォームができる場所とできない場所が決められています。

まず「専有部分」とは、その部屋の所有者が所有している部分のことを指しています。少し注意が必要なのは、専有部分内のように思えても、共有部分あつかいとなる場所もあることです。

次に「共有部分」です。共有部分は、マンションの各所有者全体で所有している部分のことを指し、エントランスや屋上、廊下などが含まれます。また、エレベーターやゴミ捨て場などの設備も含まれています。

マンションをリフォームする際には、原則的には専有部分のみが工事可能な対象となります。もし共有部分をリフォームしたいのであれば、管理組合にかけあう必要があります。とはいえ、専有部分なら自由にリフォームしてもいいのかというと、そういうわけでもありません。

リフォーム工事の際や工事後にトラブルにならないためにも、専有部分のリフォームの際も事前にマンション管理組合の許可をしっかりと取るようにしましょう。専有部分は自分の所有とはいえ、マンション全体は住んでいる人みんなの持ち物です。その点を意識した上で、理想のリフォームを実現していきましょう。

リフォームの許可は誰にもらえばいいのか

リフォームの許可は、マンションの管理組合にもらう必要があります。リフォームの許可をもらってから、リフォーム工事に移るまでのおおまかな順序を説明します。

最初に、マンションの管理規約を細かく確認しておきましょう。リフォームについて、通常マンションの管理規約の中に記述があります。その内容を確認した上で、わからないことや聞いておきたいことは事前に確認を取っておきましょう。

「これくらいなら聞かずにリフォームしてもいいか」というような小さなリフォームであっても、管理組合としては把握しておきたい場合があります。基本的に、許可は取るようにしたほうがよいでしょう。

マンションの管理規約を確認して、聞きたいことをまとめた後には、管理組合の理事長に報告のあいさつに行きましょう。リフォームをする場合、リフォーム工事の申請は施工会社がしてくれます。

しかし、施工会社に全てまかせるのではなく、自分自身も一度あいさつに行くことをおすすめします。そうすることで住民としての礼儀を尽くすことになり、管理組合や総会などでなんらかのトラブルが起こることを防げるでしょう。

理事長の方のスケジュールもあると思いますので、2〜3週間以上前に連絡を取り、訪問の約束を取り付けるとよいでしょう。ここまで来れば、リフォーム自体は問題なく行なうことができます。

ただ、近隣住民の心証を考えて、上下、隣の住民に説明を兼ねて訪問をしておくとさらによいでしょう。リフォーム中は、工事の搬入や工事音などで迷惑をかけてしまいます。あらかじめ報告に行くことで悪印象を軽減することができるでしょう。

リフォームが可能な範囲の例とは

前述したとおり、マンションの専有部分は基本的にリフォーム可能です。たとえば「壁紙を張り替える」「和室のたたみをフローリングにする」「キッチンの位置を動かす」などは、原則問題ないといえるでしょう。

ただ、マンションによっては遮音や排水などの理由から制限を設けている場合もあります。そのため、どのような場合であってもやはり、管理組合に確認を取ってからリフォームを行なったほうがよいでしょう。

一方で、自分の部屋のように思える場所であっても、ベランダやバルコニーなどは共用部分扱いになりますので、自由にリフォームをすることはできません。

また、専有部分であっても、玄関や窓は共用部分の扱いになります。「玄関まわりをリフォームしようと思ったら共有部分あつかいでできなかった」「専有部分であるキッチンの移動をしようと思ったら、配管が共有部分にかかっていてできなかった」ということもあります。

専有部分であれ共有部分であれ、リフォームをする際には管理組合にしっかりと許可を取り、施工していくようにしましょう。

まとめ

ここまでマンションのリフォームについて「工事できる場所と工事できない場所がある」「リフォームの許可は誰にもらえばいいのか」「リフォームが可能な範囲の例とは」といった観点から見てきました。マンションのリフォームは大きな買い物。管理組合や近隣住民とのトラブルなく、理想的なリフォームを実現するためにも、ぜひ本記事の情報を参考にしてください。

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